猫と暮らしたい

50代独身女性の目線で住まいや仕事、健康について発信します。

【おひとりさまの住まい】~ 団地リノベという選択 ~

こんにちは。haruです。

 

今までずっと賃貸住まいでこれからもそうなんだろうと思っていましたが、先日、FPの先生からマンション購入を勧められその気になってしまいました。インテリアの仕事をしていてお客様の新居のご相談にのることも多いのですが、自分の住まいは一生賃貸というのも寂しいものです。関連業種に関わる多くの人がそうだと思うのですが、「いずれは自分が設計した家に住んでみたい」という気持ちをずっと持っていました。今回、そこをつつかれたという感じです。

 

早速、見るだけはタダなので団地リノベ見学会に行ってきました。

 

今回見学させていただいた物件は、神戸市須磨区名谷団地です。数社のリフォーム会社が企画提案した中から選ばれたプランが採用されたそうです。

 

 

最近人気のモールテックス曲線カウンターが可愛いナチュラルなインテリアでした。今後売り出し予定との事でしたが、リフォーム代700万+他で価格未定だそうです。「私が住むとしたら、ここはこうして、あそこはああして…」色々想像して楽しい時間でした。この団地はとても管理状態が良く、外壁も綺麗でしたし窓も全室ペアガラスに交換済みでした。団地=寒いというイメージでしたが、これならアリです。

 

1970年大阪万博以降、こうした団地が急速に増えて市民の暮らしは向上していきました。1971年生まれの私も10歳まで団地で育ちました。10年くらい前に車で近くを通りかかったので寄ってみました。当時は同じ年代の家族が多く、敷地内は子供達が走り回っていましたが、記憶の中の景色より一回り小さくなった団地は今はひっそりとしていました。出来ればあの頃の景色を取り戻したいです。

 

このような団地は現在築50年ぐらいとなり、高齢者が多くなった団地での建替えは経済的負担が大きく問題となっているようです。空き室が多い団地もあるようですが、名谷団地は駅も近く暮らしやすいのかほぼ満室でした。ただ、高齢者にエレベーター無し5階は厳しいですね。今回見学した部屋は2階だったので、こういう物件が売り出されるのを待つというのも有力案ですね。