猫と暮らしたい

50代独身女性の目線で住まいや仕事、健康について発信します。

【戦うおひとりさま】 ~ 50代女子は住宅ローン借りれるのか? ~

こんにちは。haruです。

50代にしてマンション購入計画を思いつきました。毎月の賃料を払い続けることを不安に感じるようになったからです。現在は毎月の家賃に加えて1年毎に保証会社に1ケ月分支払ってます。この保証会社への支払いは納得できませんが仕方ありません。購入するとなれば中古物件+リフォームになるでしょう。逆算するとそろそろ物件の目星を付けなければ来年も保証会社に1ケ月支払わなければいけない、それは嫌だ!急げ!

賃貸VS購入の論争になると必ず「家賃がもったいないから購入」と主張する人がいましたが、以前はピンときませんでした。それが50代になり、周囲に大きな病気をする人がチラホラ出てくるようになり、自分も定年まで働くのがしんどいと感じるようになってくると、「収入が途切れた時も必ず発生する家賃」という当たり前のことに不安を感じるようになりました。購入した場合の修繕積立金や近隣トラブルなどのリスクも気になりますが、「いざという時に団信が利用できると下手な保険より有難い」という考えの方が勝るようになりました。

 

団信(団体信用生命保険):被保険者が債務の返済期間中に死亡または所定の高度障害状態になった場合に債務残高相当額の保険金が保険契約者である金融機関に支払われる。特約を付加することで保証を充実させることが出来る。

ところが調べてみると団信って年齢制限あるんですね。知りませんでした。利用できる商品もあるのでその中から探してみようと思っています。病気リスクが高まるので当然かもしれませんが、50歳までの商品もあり少しショックでした。また、建築資材の高騰や32年ぶりの円安、日銀の実質利上げに収入増えない問題など住宅獲得に今後不利になる要素は多そうです。 

ですが勢いも大切。このタイミングを逃すと一生賃貸かもしれません。人生の中で家を購入するというミッションを経験するのもいいと思うこのタイミングを大切にしたいとも思います。「いつマンション買うの?」「今でしょ!!」 

【おひとりさまの住まい】~ 適切な広さの家と適切な量のモノ ~

こんにちは。haruです。

おひとり様でも家を建てる時代がくるかもです。とうとう3Dプリンターの家が現実化するのです。広さ10㎡で300万円。白くて丸くて近未来的なデザインで、まずはグランピング用に生産されるようです。コンクリートを絞り出して造形していく様はまさにお菓子の家作りのようです。完成までに23時間12分、「週末に家建てて引越」なんて日が来るかもしれません。

 

普通のサラリーマンが家を購入する場合、数千万円のローンを何十年も払い続けることになります。女性のおひとりさまには更に難易度が上がります。でも、300万円ならキャッシュで買えます!住むところさえ手に入れば、最低限の短時間労働をして、ゆっくり自由に過ごす時間が元気なうちから手に入りますよね。

 

無印良品からも「小屋」が発売されています。

https://www.muji.com/jp/mujihut/img/feature/hut/hut2017_yurakucho1103.jpg

無印良品HPより

 

こちらも9㎡で300万円。オシャレです。こういうのをいっぱい建てて街にしたらどうでしょうか。今後、水周り付きに改良されれば嬉しいです。本当に買うかもです。でも、ここに住めるのはミニマリストさんだけですね。

 

ミニマリストが誕生した背景には「増えすぎたモノと情報から逃れたい」という現代人の苦しみがあるのではないでしょうか。我が家はモノが少ないと言われますが、生きていくのに本当にこれだけのモノが必要なのかと思うくらいはあります。

https://m.media-amazon.com/images/I/514wdevQfRL._SX380_BO1,204,203,200_.jpg

写真集「地球家族」より

 

写真集「地球家族」には世界中のたくさんの家族が登場します。家の中のモノを全て持ってきて広げてください、という依頼に答えて並べられたモノは、国によって全然違います。少しの家財道具とヤギとか。それに比べて日本の家族のモノの多いこと。加えて日本の家族の傾向としてどの家族も同じようなものを持っているそうです。「隣が持ってるからウチも」ということでしょう。自分だけが持っていないことが恥ずかしいということでしょうか。

 

私はおひとりさまは小さな家とお気に入りの少ないモノと社会との繋がりがあれば不自由なく一人で暮らせると思います。3Dプリンターでおひとりさまタウンとか出来れば是非住みたいです!

【おひとりさまの住まい】~ 自然と都市の融合は叶うのか ~

こんにちは。haruです。

 

梅田のグランフロント大阪に仕事で行ってきました。午前中に用事を済ませ、大阪駅付近をウロウロ。ここ数年の大阪駅周辺の開発はスゴイです。バブル崩壊後、大阪駅北側と言えば、ずっと空地状態でゴルフ練習場や木下大サーカスの会場になっていました。夜行スキーバスの駐車場なんて時もありましたっけ?1997年にヨドバシカメラが1010億円で土地を落札し関西上陸した時は大変な話題になりました。「ヨドバシって何?」「電気店?何でそんな高額払えるの?」関西での知名度はほどんど無かったので凄い宣伝効果となりました。

 

そこからドンドン大阪駅周辺の開発が進み、阪急百貨店も阪神百貨店もお洒落なビルとなり、地下の立ち飲み屋などが消えていきました。グランフロント大阪が2013年に出店した当時、お洒落なストールを巻いた男子をよくお見掛けしました。「大阪の男子もお洒落になったなぁ」と感心していましたが、数か月後には見掛けなくなったのでオープンのため東京から応援に来ていた方々だと思われます(笑)

 

グランフロント大阪の建物内には住宅設備系のショールームがたくさんあるので、仕事で伺うことが多いです。駅前にショールームが固まっていてるとお客様をご案内しやすくて有難いのです。2,3店舗ハシゴも出来ますしね。もっと家具屋さんや照明屋さんにも入店して欲しいです!そうしたら、もっともっとお客様をご案内しやすいです。

 

そして現在は2024年に誕生する「グラングリーン大阪」の開発が進められています。公園を中心とした「自然と都市の融合」をテーマに都市公園を含む新たな街が開発されています。タワーマンションも何棟か建設予定ですが、おひとりさまが住めるような部屋があればいいな。大阪駅のような大きな駅に近いのに緑も多い環境に住めるなんて最高ですね!

 

そう言えば、建築家の安藤忠雄先生が大阪の緑化に力を尽くされていましたね。桜の植樹や丸ビルの緑化など。セミナーでニューヨークでもパリでも大都市には大きな公園があるのに大阪には無い!と力説されていました。…確かに。通勤時間も少なくて済むし、便利だし、住み心地いいし。日常に緑が自然にある環境が当たり前になるには都市を計画する側にその意思が無いといけないのかもしれません。私が子供の頃には学校が終わったら近くの川で魚釣りしたり、セミを捕まえに行ったり、シロツメクサで冠を作ったり、自然や虫がもっと身近にありました。そこから学ぶこともたくさんあったように思います。

 

グランフロント大阪横のスケートリンク、ずっと気になっているのですが一人で滑る勇気が無く見ているだけです。いつか思いっきり滑りたいです。

【おひとりさまの住まい】~ 理想はツリーハウス ~

こんにちは。haruです。

 

もし、おひとりさまが家を購入する場合、どんな家になるのでしょうか。家に求めるものは人それぞれなので、人の数だけ選択肢があるはずです。私の場合、理想は「ツリーハウス」です。子供の頃に観たアニメ「トムソーヤーの冒険」に出てくる主役トムの友人、ハックが住んでいるような家と暮らしが憧れです。

ハックは、木の上に小屋に一人で住んでいて、お腹が空いたら川で釣った魚を食べ、小屋の縁に腰かけて夕陽が沈むのを眺めて暗くなったら寝るという生活をしています。無駄なものが一切ない慎ましい暮らしですが、現代で実現するには逆に贅沢な暮らしです。現代に生きる私達がハックのように暮らすことはできないのでしょうか。

 

現実的にツリーハウスに住むのは難しいけど、リフォームで自然素材を活用した家造りをすることは出来ます。例えば無垢のフローリングに漆喰か珪藻土の壁と天井、麻のカーテンなどです。以前、自然素材の家を新築されたお客様宅にお邪魔した時のことです。夏の暑い時期でしたが、室内に入るとひんやりとしていました。クーラーを使わなくても高気密サッシを閉めておくだけで涼しいとのことでした。初期費用こそ高いものの地球と身体に優しい自然の恵みです。私は植物が大好きなので観葉植物を室内に置いたりベランダでハーブを育てたりしています。家事の合間にベランダの縁に腰かけてコーヒーを飲みながら小さな空を見上げる…これだけでも自然を感じることが出来ます!自由な働き方が出来るようになるまでは植物たちを住まいに取り入れて元気をもらうことにします。

◆植物を住まいに取り入れる効果

・森林浴効果

・空気清浄効果

マイナスイオン効果

・心理生理的効果    など他多数

 

遠い昔、人間はもっと自然と共存した暮らし方をしていたはずです。便利な生活を選んで自然から離れていった結果、免疫力が落ち花粉症・アトピーうつ病不眠症など現代病が横行し、ストレス社会により精神的にも悩まされています。昔には戻れませんが住まいにちょっとした植物を取り入れたり、休日に自然に触れたりする生活は出来ます。そうやって自然の大切さを感じる人が一人でも増えればいいなと思います。

 

【ソロ活】 ~ 廃校小学校を水族館にリノベーション ~

こんにちは。haruです。

 

少子高齢化に伴い廃校となる小学校がたくさんあります。そのうちの一校が水族館となり見事に輝きを取り戻しています。

 

神戸市にある「みなとやま水族館」に行ってきました。廃校になった小学校をリノベーションしたという点に惹かれて行ってみました。「自然と暮らし」をテーマとしたコミュニティ型の複合施設で水族館のほか、ショップやレストランなどがあり、自然とのかかわりを楽しめる施設です。

 

週末ということもあり家族連れで混んでいて入場するのに30分くらい待ちました。(スマホで事前予約すれば待ち時間なしで入れます。)木造の古い校舎を想像していたのでおしゃれな外観に驚きました。

 

 

 

大きな水槽があるわけではないけど、懐しい小学校の椅子に座ってじっくり見られるスタイルが新鮮でした。水槽を眺めていると魚達の世界に引き込まれるようです。海藻などにくっついてラクしてる子、忙しく泳いでいる子がいて魚にも性格があるようで見ていて飽きません。水槽を眺めているとあっという間に時間が過ぎていきました。

 

魚のほかにもカワウソやナマケモノ、小鳥に亀など色々な生き物がいました。カワウソって全然じっとしていないんですね。逆にナマケモノは全然動かないですね。正面には池がありニジマス釣りができます。釣った魚はキッチンで調理して食べさせてもらえるようですよ。子供も大人も大はしゃぎで釣りを楽しんでいました。

 

小学校の同窓会も行われていたようで賑わっていました。私が卒業した小学校も随分前に児童減少で廃校となりました。自分が卒業した小学校が廃校になって違う施設になっていたとしてもこうして残っているというのは羨ましいですね。

 

三宮駅前からバスを利用できるのでおひとりさまでも大丈夫です。

施設の紹介 – みなとやま水族館 (minatoyama.jp)

ちょっとノスタルジックな思いに浸ってみませんか?

【おひとりさまの住まい】~ 団地リノベという選択 ~

こんにちは。haruです。

 

今までずっと賃貸住まいでこれからもそうなんだろうと思っていましたが、先日、FPの先生からマンション購入を勧められその気になってしまいました。インテリアの仕事をしていてお客様の新居のご相談にのることも多いのですが、自分の住まいは一生賃貸というのも寂しいものです。関連業種に関わる多くの人がそうだと思うのですが、「いずれは自分が設計した家に住んでみたい」という気持ちをずっと持っていました。今回、そこをつつかれたという感じです。

 

早速、見るだけはタダなので団地リノベ見学会に行ってきました。

 

今回見学させていただいた物件は、神戸市須磨区名谷団地です。数社のリフォーム会社が企画提案した中から選ばれたプランが採用されたそうです。

 

 

最近人気のモールテックス曲線カウンターが可愛いナチュラルなインテリアでした。今後売り出し予定との事でしたが、リフォーム代700万+他で価格未定だそうです。「私が住むとしたら、ここはこうして、あそこはああして…」色々想像して楽しい時間でした。この団地はとても管理状態が良く、外壁も綺麗でしたし窓も全室ペアガラスに交換済みでした。団地=寒いというイメージでしたが、これならアリです。

 

1970年大阪万博以降、こうした団地が急速に増えて市民の暮らしは向上していきました。1971年生まれの私も10歳まで団地で育ちました。10年くらい前に車で近くを通りかかったので寄ってみました。当時は同じ年代の家族が多く、敷地内は子供達が走り回っていましたが、記憶の中の景色より一回り小さくなった団地は今はひっそりとしていました。出来ればあの頃の景色を取り戻したいです。

 

このような団地は現在築50年ぐらいとなり、高齢者が多くなった団地での建替えは経済的負担が大きく問題となっているようです。空き室が多い団地もあるようですが、名谷団地は駅も近く暮らしやすいのかほぼ満室でした。ただ、高齢者にエレベーター無し5階は厳しいですね。今回見学した部屋は2階だったので、こういう物件が売り出されるのを待つというのも有力案ですね。

【おひとりさまの住まい】~ 東京転勤だ! ~

こんにちは。haruです。

 

一人暮らしを始めた頃は3年ぐらいしたら結婚して引越すんだろうと思っていましたが20年住み続けた後、会社から「東京転勤」の辞令を受けました。自分の人生で転勤なんてことがあるなんてと驚きましたが、嫌なら辞めて帰ってくればいいさと思い切って引き受けることにしました。さぁ、20年ぶり人生2回目の一人でのお引越しです。部屋探しの時間は2日間、それ以上の費用は会社は出してくれません。ですが、インターネット環境が整った時代なので事前に部屋探しが出来ます。楽勝だと思いました。

 

◆どこに住むか?

 土地勘が無いので電車の便など分からない。

◆家賃はいくら?

 東京の相場が分からない。

困った…。取り合えず、インターネット検索だ!

 

通勤はラクな方がいいが、家賃が高すぎると困る。治安が良くて便利で静かなところ?飲食店が多くて若者が夜中まで騒いでいるところは落ち着かない。♡ホテルが多いところも嫌だ。東京の♡ホテル街ってどこだ?インターネットで「東京 ♡ホテル」と検索しまくってました。当時の検索履歴を見られたら恥ずかしいものです。

 

見当違いな検索をしながら文京区一択となりました。何だか知的なイメージに惹かれたからです。文京区に住んでいる人には子供を東大に入れたい人も多く勉強の邪魔になるような飲食店やパチンコ店などが少なく環境がすこぶる良いらしい。インターネット検索で素敵な物件を見つけました。

 

昔のアメリカのロックバンドの名前が付けられたその建物の内装は漆喰の壁に無垢フローリング。敷地内に植えられた柑橘の枝が木製バルコニーから手が届きそうなところにあり、綺麗な黄色い実がなっていました。「絶対ここしかない!」そう思って内見に行きましたが、掃除が行き届いていない共有部に意味不明な世界各地の民芸品などが置かれていました。室内も雨だれの跡があったり、カビだらけの浴室と印象が悪かったのでキャンセルしました。

 

その部屋で契約するつもりだったので大急ぎで他の物件を探しました。不動産屋さんが紹介してくれたのは自社管理物件などで気に入りませんでした。任せられない、と思いホテルに戻って夜中まで検索しまくりました。翌日も同じ不動産屋さんへ行き「これとこれとこれを内覧手続してください。」とお願いしました。不動産屋さんもドン引きな検索力を発揮し何とか気に入った部屋を見つけて契約することが出来ました。

 

25㎡、1Kと部屋が狭く最後まで悩みましたが、数年のことだと思い目をつぶることにしました。ソファなど荷物を大量に減らしての引越となりましたが、前の部屋が長く住んでいたので荷物も増えていたし、20年使い続けた古いものを買い替えるいい機会になったと思います。

 

狭い部屋にはすぐ慣れたし、収納など細かい設計が工夫されていたし、何と言っても新築だったので設備が新しいことが何より快適でした。東京のど真ん中なのに周囲に高い建物が無かったので昼間はカーテン全開、日の出から日の入りまで見えるという贅沢でした。(会社の人には内緒にしてました。)その後、コロナ渦となり引きこもりの日々となりましたが狭くも楽しい我が家となりました。